詩や名文を声に出して読む
一日0.1%分、つまり約1分の行動ですが、文章を朗読することであれば、時間帯やところを構わず行うことができます。周りに人がいる状況下では、やや恥ずかしさもあるかもしれませんが、公園などで行うのであれば、役者さんやお笑い芸人さんが練習を行っていることがあるように、声を出しても変に思われることはありません。
読むことにする詩や名文は、ネットで出てくるような有名なもので良いです。文章の内容や素晴らしさがポイントではなく、声を出して読むことがポイントです。つまり、黙読でも良くありません。これは一日0.1%行動を変えるという観点からは不要なポイントではありますが、一石二鳥にするためには黙読より音読、つまりは朗読がベターです。
なぜかと言いますと、脳を活性化させるという効果も期待したいからです。人間の脳は、目だけを使うよりも、目と口(声帯)など二つ以上の動きを組み合わせた方が活性化します。脳が活性化すれば、仕事や勉強に良い効果があります。仕事や勉強が上手くいけば、人間関係にも良い影響が間違いなくありますので、これも狙いの一つとなります。
ちなみに、音読と朗読と違いですが、音読は単純に声に出して読むこと、朗読はそれに加えて感情をこめて、抑揚をつけながら読むことが意味されます。なるべく、文章の内容に沿って感情や抑揚を表現しながら読むことをこころがけてみてください。これももちろん、脳には良いです。
詩や名文だけでなく自分の好きな雑誌などでも良い
1分間分となると、それほど長い文章は読み切れません。文章を分けて、何日かかけて読み切るのも良いでしょう。逆に短い文章を選んで、毎回同じ文章を読むのでも構いません。前述の通り、内容というよりは、朗読すること自体が大切です。
一応、ここでは情感豊かであったり教養にもなるであろう詩や名文としていますが、いざとなれば好きな漫画や雑誌の文章でも良いでしょう。ただ、それだと話し言葉がメインとなりますので、人によっては恥ずかしいかも?
雑誌は、ビジネス誌や情報誌などでも構いません。いつもそうした類のものを購入している方は、それを朗読するところから始めてみても良いかもしれません。特に自分が重要だと思った箇所、覚えておきたいと思った箇所を朗読すれば、記憶にも残りやすくなり、一石二鳥どころか一石三鳥ともなり得ます。
文章を読むことがとても嫌いという人でなければ、かなりお手軽かつ副次的な効果も期待できますので、お勧めの行動です。